人と技術の両方に向き合い、
エンジニア自らが案件をデザイン

エンジニアとしてどんなお仕事をしていますか？

CTCエスピーのエンジニア組織には、大きく分けて２つの種類があります。1つは、特定の製品に特化して深い見識を持つ専門家のようなチーム。もう1つが、お客様のお困りごとを起点として幅広いソリューションをコーディネートしながら課題解決を目指すエンジニアチーム。私は後者の組織で、マルチベンダーならではの製品の多様性と、持ち前のコミュニケーションスキルを活かした業務を行っています。受注を目的とするプリセールスでは、営業担当に同行してお客様のお困りごとをヒアリングし、最適なソリューションを提案します。お客様が認識している課題はもちろん、お客様自身がまだ気付いていない潜在的な課題も見据えて、あらゆる選択肢からベストな製品を提案するため、幅広い技術やソリューションに関する知見が必要です。こうした提案が受け入れられて受注につながれば、導入に向けた実行フェーズがスタート。私はプロジェクトマネージャーとして、お客様との信頼関係を維持・強化するべく携わっていきます。

お仕事においてどんなスキルが必要とされますか？

担当業務の特性上、1つの分野に特化したエキスパートというよりも、ゼネラリストとして幅広い技術を扱うことが求められるので、情報収集スキルは重要です。またエンジニアとはいえ、パソコン以上に「人」と向き合う仕事。お客様、ベンダー、社内メンバー、CTCグループ社員。案件を進めるためには、様々な立場の人とのコミュニケーションが欠かせません。私の場合は、お客様から「営業だと思ってた（笑）」と言われるくらい人と話すことが好きなのですが、そこまででなくとも、積極的に人とコミュニケーションを取る姿勢、対人スキルはあるに越したことはないでしょう。そうした行動の延長として、「人を知る・好きになる能力」もあれば、もっと仕事がしやすいと思います。「この人のために頑張ろう」と想えることは仕事の大きな原動力です。お客様を知ろう、そして最高の仕事をしようと努力した結果、「類を見ないほど素晴らしかったから、またあなたにお願いしたい」と嬉しい言葉をいただいたこともありました。技術と人、どちらにも積極的に向き合うことが仕事を楽しむ秘訣です。

他社で働いた経験も踏まえて、CTCエスピーで働く魅力とは？

社員に裁量が与えられる文化があるので、プロジェクトの進め方など、案件のデザインそのものを任せてもらえることにやりがいを感じています。大枠はPMBOKというプロジェクトマネジメントの世界標準に沿って動かしますが、細かい部分は一人ひとりに任せる風土があるので、自分ならではの工夫をする楽しさがあります。それから、CTCグループの大きな資産として、社内検証環境やテクニカルソリューションセンター*といった設備が充実している点も大きな魅力です。技術的な課題にぶつかった時、こうした環境を活用できることがとてもありがたく感じます。また、人材育成の制度も手厚く、資格取得のサポートを受けることができます。実際に私も学習費用を会社に負担してもらい、PMP（Project Management Professional）の取得を目指しています。こうしたサポートの充実ぶりは、他の上場企業と比べても遜色ないレベルだと思いますね。

*CTCグループが保有する日本最大規模のマルチベンダー環境の検証センター。通称TSC。最新機材を備え、顧客に提供する製品・システムを実環境で評価・検証できる