INTERVIEW 04
担当製品のエキスパートとして、
知識と技術を「自分の武器」に
K.Y
エンジニア職
社会情報学専攻
2020年入社(新卒)
CAREER STEP
- 1年目
- 新卒入社。4か月間の研修を経てプロダクト系エンジニア部署に配属。バックアップ製品担当のエンジニアとなる。
- 2年目
- 映像配信に関する主管製品の主担当となり、現在に至る。
Question_01
CTCエスピーなら「自分の武器」を養えると感じて入社したそうですね?
学生時代は文系・理系のどちらにも関わる横断的な学びを通じて、情報を扱ううえでの思考力やネットワーク、データベースなどの基礎技術を身につけました。その頃からシステム開発に挑戦するなど、ものづくりが好きだったこともあり、IT業界に関心が向いていました。そんな私の企業選びの軸が「自分の武器」を身につけられる環境かどうかでした。マルチベンダーであるCTCエスピーでは様々な製品の組み合わせが可能であり、小回りが利く提案ができます。また、メジャーな製品からニッチな製品まで幅広く扱うため、多くの知識と技術を吸収できる環境です。加えて、自身の考えとして運用・保守よりもシステム提案や設計などの上流工程でスキルを身につけたいと思っていました。そのため、エンジニアとして「自分の武器」を磨けるはずだと考えました。現在は映像配信に関する当社の主管製品「AWS Elemental」の担当エンジニアを務めています。
Question_02
製品担当のSEとしての仕事内容と魅力について教えてください。
私の役割は、CTCグループ内における「AWS Elementalの専門家」といったイメージです。営業に同行してお客様に製品の技術的説明を行うプリセールスに始まり、機能の検証、機器の選定から基本設計・構築を経て、運用トレーニングなどを通じた導入支援を行います。その他にもグループ会社が担う保守業務の支援として必要な情報を提供するなど、まさに「AWS Elemental」に関する業務を全て任される立ち位置です。CTC経由や直販、パートナー経由など様々な商流がありますが、エンドユーザーは主にテレビ放送局などの放送事業者です。他にもイベント事業者や官公庁といったお客様もいらっしゃいます。技術支援を通じてお客様の悩みを解消し、実際に映像が配信される様子を目の当たりにするときにこの仕事の魅力を実感します。チームは2〜3名とコンパクトなので情報を確実に素早く連携することが大切です。チームはもちろん、部署全体にフラットな雰囲気があるので年次の若い私も意見を言いやすく、実際に私の発案が採用されてグループ内のノウハウ共有やスキルセット標準化につながった例もあります。
Question_03
特定製品のエキスパートを務めるために大切なスキルとは何でしょうか?
私は主体的に情報を集め、内容を整理する力だと考えています。集めた情報を整理して活用することが設計やトラブルシューティングに役立つからです。もしも私たちの仕事にミスがあれば、放送事故などの重大なトラブルにつながりかねません。そのため、確実性はもちろん、あらゆる状況を想定して準備をすることや先を見据えて多角的な視点で見ることが重要です。これらは学生時代に身につけた知識や経験も役に立っていると感じます。また、担当製品に関する知識・技術だけでなく、その周辺にある技術についても詳しくなければなりません。私の場合は、映像配信分野でも進むクラウドシフトの流れに沿ってクラウド関連の知識の習得に励んでいます。自分から積極的に情報を掴み取ることでシステム全体を俯瞰して見られるようになり、新たな発見につながると思います。学ぶべきことは山のようにありますが、持ち前の好奇心を入り口に知識を深めたり、充実した社内研修制度を活用したりして、スキルアップに励む日々です。CTCグループのテクニカルソリューションセンター*など、気になった技術を自分の手元で試すことができる環境にも助けられています。
*CTCグループが保有する日本最大規模のマルチベンダー環境の検証センター。通称TSC。 最新機材を備え、顧客に提供する製品・システムを実環境で評価・検証できる。
1 DAY SCHEDULE
月曜日
案件を円滑に進められるように使用する機能を検証し、動きと仕様を確認します。また、設計に必要な情報を収集し、対応を検討しました。加えて営業担当から依頼された内容について調査し、対応方法を回答しました。
- 09:00
- 在宅勤務開始、スケジュール及び業務内容の確認
- 09:30
- 事務作業、メールチェック
- 10:00
- 情報収集
- 10:30
- 営業担当と打合せ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 問合せへの対応
- 15:00
- 機能の検証
- 18:00
- 検証結果をまとめた資料の作成
- 19:00
- 勤務終了
火曜日
午前中に案件の打合せを行い、今後の方針について調整しました。午後は打合せ内容を踏まえ、資料を作成しました。
- 08:45
- 在宅勤務開始、スケジュール及び業務内容の確認
- 09:00
- チームでの会議
- 10:30
- 案件1 打合せ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- オフィスへ移動
- 14:30
- 案件1 資料の作成
- 15:30
- 案件2 機器の動作確認
- 17:00
- 案件2 設計資料の作成
- 19:00
- 勤務終了
水曜日
この日は九段下オフィスへ出社。機器のセットアップや構築など作業が中心の1日でした。
- 08:45
- 出社、スケジュール及び業務内容の確認
- 09:00
- 事務作業、メールチェック
- 09:30
- 案件3 機器のセットアップ
- 11:30
- メーカーへ問合せ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 案件3 構築作業
- 15:00
- 社内打合せ
- 16:00
- 案件2 打合せ資料の作成
- 17:00
- 問合せへの対応
- 18:30
- 業務の整理、スケジュールの調整
- 19:00
- 退社
木曜日
案件2に集中する1日。平均して2~3件前後の案件を動かしています。
- 09:00
- 在宅勤務開始、スケジュール及び業務内容の確認
- 11:00
- 案件2 打合せ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- オフィスへ移動
- 14:30
- 案件2 宿題事項の確認
- 15:00
- 問合せへの対応
- 16:00
- 保守支援作業
- 19:00
- 勤務終了
金曜日
案件の作業をこなしつつ、水曜日からメーカーへ問い合わせていた内容を精査し、対応方法を確認しました。
- 08:45
- 出社、スケジュール及び業務内容の確認
- 09:00
- 事務作業、メールチェック
- 11:30
- メーカーへ問い合わせ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 案件3 構築作業
- 15:00
- 資料の作成
- 16:00
- 仕様の確認
- 18:30
- 業務の整理、スケジュールの調整
- 19:00
- 退社