CTCエスピーが提供する
Red Hat OpenShift上で利用するKubernetesコンテナ
オーケストレーションプラットフォームです。
Red Hat OpenShift上で利用するKubernetesに対応したHULFT(ファイル転送サービス)です。 ※1
Red Hat社のOperator認定 ※2 を受け、Kubernetesリソース管理の品質と互換性を担保します。
※1 Kubernetesクラスター管理手法である「Operator」の品質と信頼性を保証します。
※2 全体構成は、接続先ホストの使用するプロトコルによって異なります。
HULFTの管理情報や履歴などを管理します。APIによるジョブ連携や、転送コンテナの制御等を管理するWeb画面を提供します。
GUIによる設定管理
管理画面からHULFTの設定や管理ができます。
API※連携
外部サービスや業務アプリとの連携はAPIで簡単に接続可能です。
※Web API:ログイン/ログアウト/配信要求/再配信要求/送信要求/再集信要求
設定やログの外部保管
管理情報や履歴は、コンテナから独立した領域に保存されます。別コンテナへの引継ぎやバックアップが容易です。
HULFTによるファイル転送をベースにしたデータ連携をします。
負荷への耐性
転送負荷に応じて、自動で転送コンテナが起動するため、必要なリソースを柔軟に確保します。
サービスの可用性
万が一、障害が発生した場合、別コンテナが自動起動するため、サービスの可用性と業務継続性を確保します。
HULFTと通信可能
HULFTとの通信を保証しているため、HULFT連携を利用したデータ連携基盤を構築可能です。
※ 通信時のプロトコルによる環境構成は異なります。プロトコル設定は、「詳細ホスト情報の”接続時プロトコル”」で設定します。
※ ファイルストレージは、NFSまたはAmazon S3が利用可能です。
Red Hat OpenShiftインストール。Route53やEC2インスタンスの準備など。
DBインストール、cert-manager導入。データベース、 cert-manager、永続ボリューム、証明書の設定など。
OperatorHubを使用したHULFT10 for Container Platformの導入。
HULFTリソースの登録など。
※詳細は公式マニュアルをご参照ください。
※ 各種設定には、Kubernetesの機能を拡張したOpenShift特有の機能や管理が行える「ocコマンド」を利用します。
HULFT10 for Container Platformのライセンスは、1ライセンスにつき、管理コンテナ1台(1Pod)で使用ができるライセンスです。
稼働する「管理コンテナ」毎にライセンスが必要です。
負荷が増えてスケーリングする場合、
管理コンテナの稼働数に応じたライセンスが必要です。
但し、転送コンテナはライセンス費用対象外です。
HULFT10 for Container Platformのライセンス費用は「管理コンテナ」のPod起動数で発生します。
負荷分散や可用性を考慮した「管理コンテナ数の指定」でのご検討の目安としてご参考にしてください。
※計画スケールや可用性向上を想定した負荷分散観点での設計検討は適宜お願いします。
利用する業務において「1分間のファイル転送数が、300件以内であること」を目安に、管理コンテナ数をご購入することを推奨します。
※管理コンテナへの負荷はファイル転送以外もあります。
※ GBを超えるような大容量データの場合、同条件でファイル転送を行うと管理コンテナ自体の高負荷の前にシステムがオーバーロードする可能性があります。
機能概要 | 対応機能 | |
---|---|---|
配信 | 転送タイプ | テキスト/バイナリ転送 |
圧縮 | DEFLATE圧縮/Zstandard | |
集信 | 集信形態 | 単一集信 |
集配信共通 | コード変換 | オープン系文字コード変換/コード変換先/自ホストの転送コードセット |
電文転送タイプの選択 | 速度優先モード | |
運用管理 | 操作ログ | 処理識別子、ユーザーの通知 |
※今後、ユーザー要望に応じて順次、機能の拡張を予定しています。
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