システム連携のデファクトスタンダードとして浸透し、シェアNo.1のTCP/IP企業内・企業間通信ミドルウェアです。
企業活動において発生する売上データや顧客情報、ログデータなどを部署間や企業間で行う際、安心安全にデータを送り届ける仕組みが必要です。
社内外に大量ファイルを転送する必要がある業務も多く、手動で行うと人的コストが掛かったりヒューマンエラーが発生したり、考慮しなければならない点も多々あります。
同一組織内でのみ有効
変更履歴が残らない
ファイルのサイズチェック、
スケジューラ機能等がない
セキュアな通信
大量データに対応している
HULFTはITシステム間のデータを連携するためのファイル転送パッケージです。サーバのプラットフォームやコード体系、ファイルシステムの異なる様々なファイルを、業界標準のTCP/IPプロトコルを使って安全、確実に送り届けます。
※ 出典:株式会社富士キメラ総研「2004-2010パッケージソリューションマーケティング便覧」「ソフトウェアビジネス新市場 2011-2024年版」
<ファイル転送ツール パッケージ・金額ベース>2003年度実績~2023年度実績(2022年度までセゾン情報システムズ実績)
HULFTで業務システムを構築した場合、「ファイルを転送する」以外にも、暗号化や自動実行、転送ログの取得等の機能が1つにまとまるため、開発や運用にかかるコスト削減できます。
HULFTはファイル転送に必要な各種処理をHULFTの設定で吸収する、という思想のもとで開発されています。 HULFTを活用することで、IT技術者の負担を低減し、安全・確実なファイル転送を実現できます。
お客様のグローバルビジネスを支援するため、従来、日本語版と英語版で、言語表示の違いはもちろん、機能差もあったパッケージをひとつに共通化。レベルアップやリビジョンアップ等も全世界同時に提供となります。
HULFTのファイル転送の基本は、1対1のホスト同士で行います。このファイル転送の要求発行は、配信側、集信側のどちらからでも行うことができます。また、
1つのファイルを同時に複数拠点に転送する同報配信、ネットワーク資源を占有しない圧縮転送、間欠転送機能、転送中に異常が発生して配信が失敗した場合に、異常箇所から再度転送するチェックポイント機能など、数多くの機能を提供しています。
HULFTはLAN/WAN接続されたマルチプラットフォーム間でのTCP/IPプロトコルによるファイル転送を完全自動化。受発注システムやPOSシステム、売上管理システムなどの業務システム運用を意識した様々な機能により、データ連携ニーズに確実にお応えします。
・文字コード変換 (各種コードを他コードに変換/多彩なデータ転送方式)
・アプリケーション連携 (ファイルトリガ機能/集配信前後のジョブ起動/メッセージを送信/リモートジョブ機能)
※JIS第一水準、第二水準で変換。それ以外は外字テーブルにて実現可能
HULFTの転送データは、ファイルIDごとに160ビットレベルの秘密キー方式の暗号化を行うことができます。また、ネットワーク上では独自プロトコルによる転送を行います。さらなるセキュリティ向上策として、アメリカ合衆国国立標準技術研究所(NIST)が認定したAES暗号化方式にも対応します。
転送データからハッシュ値を作成しデータ検証を行うことで、ファイルの転送で受信したデータと配信時に送られたデータとの整合性を検証。データの欠落や改ざんを検知します。
HULFT8は、高速なファイル転送を安定して行うために、データ圧縮に着眼。さらに、転送設定の自動チューニング機能を追加したことで、FTPと比較して6倍※1の転送速度を達成しました。これにより、遠距離転送や、大容量ファイルの転送、クラウドサービス間の転送時にも、特別なチューニングなしで安定したパフォーマンスを発揮します。
CTCエスピーは2003年からHULFTの取り扱いを開始し、業界を問わず豊富な実績を積み重ねてきました。お客様のニーズに合わせた製品提案から導入、そして技術サポートまで、一気通貫でご提供いたします。HULFTを活用して、お客様の社内外におけるデータ連携を強力に支援いたします。
販売パートナー、テクニカルサポートパートナー、製品導入パートナーに認定されており、製品選定~導入~保守までHULFTライフサイクルをトータルで支援します。
業界・業種を問わず
過去5年間で
約280社 1,000ライセンスを導入
新規導入、
移行・バージョンアップ導入を
ワンストップで支援します。
HULFTを使ったファイル転送の前後には、必ずデータ処理があり、バッチファイルやシェルスクリプト等によるプログラミングが必要です。HULFT Scriptを活用すると、GUIでスピーディーに業務処理を構築できるので、IT技術者の負担を低減し、コスト削減にも貢献。さらに、スクリプトは仕様書を生成し、ジョブのドキュメントとしても管理できるので、属人化を排除し、可視化された運用を実現できます。
HULFT Script のテンプレートを利用することで、下記のようなファイル転送前後に発生する便利な処理を簡単に作成できます。これにより高い生産性と可視化された運用を実現します。このテンプレートは今後もお客様の利用ケースにあった内容のものを順次拡張予定です。
配信系 | フォルダ内全ファイル配信、指定ファイル配信 |
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後処理系 | 転送異常のメール通知、圧縮+メール添付送信、圧縮+過去ファイル削除 |
運用系 | 集配信ファイルバックアップ、HULFT起動、HULFT停止、HULFT再起動、制限時間と起動処理中断、時間帯判定 |
特定のフォルダに保存された店舗の日次データをまとめて自動的に配信します。
ファイル転送が異常になった際に管理者にメールで通知できます。異常を素早く検知し、早急な復旧が実現できます。
アプリケーションやデータベース、クラウドサービス間の連携をノンプログラミングかつ、豊富なアダプタ機能によって、効率よく開発できるDataSpider Servista(データスパイダー サービスタ)。HULFTとHULFT Scriptの連携から、さらに領域を広げ、DataSpider Servistaとのシームレスな連携により、複雑化するIT環境に求められる、より柔軟なシステム連携基盤を構築できます。
分類 | 主な機能 | HULFT8 | |||||
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Windows | Linux/zLinux | UNIX | |||||
Client | Server | Standard | Enterprise | Standard | Enterprise | ||
標準 グレード |
ファイル転送処理 | ||||||
ジョブ連携 | |||||||
文字コード変換 | |||||||
暗号化・複合化 | |||||||
圧縮・展開 | |||||||
拡張 グレード |
スケジューラ | ||||||
クラスタ対応 | |||||||
ファイルトリガ | |||||||
ネットワーク ファイル対応 |
|||||||
オプション | HULFT Script | ||||||
暗号オプション(AES) | |||||||
暗号オプション(C4S) |
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