
運用管理の負荷軽減や自動化、コスト削減を実現しながら
先進的な次世代ネットワーク環境とランサムウェア対策を実現する統合基盤を提供
CTCエスピーは設立から現在までの約30年にわたり、CTC グループの「ソリューションビジネス領域」を担うトータルソリューションプロバイダとして、グローバルでの調達力と中堅・中小企業から大企業への的確な提案力で、お客様のニーズに沿った最適なITサービスを提供してまいりました。
2024年度から新規中期経営計画(3ヶ年)の開始にあたり、CTCエスピーが目指す新・戦略ソリューションの3つのカテゴリを策定いたしました。
こちらの記事では、「Digital Platform:デジタルプラットフォーム」についてご紹介します!
CTCエスピーが目指す新・戦略ソリューションについてはこちら
Digital Platform : デジタルプラットフォームとは

運用管理の負荷軽減や自動化、コスト削減を実現しながら
先進的な次世代ネットワーク環境とランサムウェア対策を実現する統合基盤を提供
「デジタルプラットフォーム」では、CTCエスピーがもっとも得意とする「次世代ネットワーク」に「サイバーセキュリティ」と「データプロテクション」を付与・強化させることで、運用管理の負荷軽減や自動化、コスト削減を実現しながら、先進的な次世代ネットワーク環境とランサムウェア対策を実現する統合基盤のご提供を目指します。
フォーティネット製品を中核に据え
「ネットワーク」と「サイバーセキュリティ」を強化
米フォーティネット社は、通信事業者、データセンターやエンタープライズ、分散型オフィスなどに幅広く対応しており、同社が提供する「セキュリティファブリック(包括的なセキュリティ)」は、革新的でトップレベルのパフォーマンスを実現するとともに、そのシンプルかつ安全に保護されたITインフラや、リーズナブルで優れたコストパフォーマンス、日本企業にも使いやすい管理画面などで、多くの企業から高い評価を得ています。2002年から代理店として販売を続けているCTCエスピーにとっても、フォーティネット社製品は主力商材です。
サイバー攻撃対応とクラウド対応の両面から
「データ・プロテクション(データ保護)」を強化
「デジタル・プラットフォーム」では、「次世代ネットワーク」と「サイバーセキュリティ」に加えて、次の2つの側面から「データプロテクション」も強化します。
- サイバー攻撃、とくにランサムウェア対策としてのデータバックアップ
- クラウドやSaaSを利用するユーザー向けのデータバックアップ
ランサムウェアの攻撃は、頻発するとともに多様化し、最近では事業継続を脅かす「二重脅迫型ランサムウェア」なども増加しています。100%防げる保証はなく、身代金を払ってもデータが戻る保証はないランサムウェアの被害で、もっとも避けるべきは「業務データが利用できない・損失する」などのリスクです。これらのリスクからデータを守り、経営への影響を最小化することが、「ランサムウェア対策としてのデータバックアップ」の目的となります。
一方、「クラウド/SaaSユーザー向けのデータバックアップ」では、まず、クラウドベンダーやSaaSベンダーには、データの保証をしていない領域があるという現実を認識していただく必要があります。当然、ベンダーが保証していない領域は、自社でストレージなどを設置してバックアップしなければなりません。そのため、「クラウド/SaaSユーザー向けのデータバックアップ」は、事業継続のために経営資源である業務データを保護する意味での「データプロテクション」が目的となります。
Next Generation Network:
ネクストジェネレーション・ネットワーク

クラウドとオンプレミスの両輪で業務改革を提案し
ネットワークを中心とした変化に強い柔軟なITインフラストラクチャーを提供
新・戦略ソリューションでは、ネットワーク分野の提供ソリューションを再構成し、主力商材であるFortinetを中核に、オンプレミスインフラのDNAを守りつつ、クラウドを基点とした業務改革も提案することで、インフラ構築を中心としたカテゴリ/ベース施策を目指しています。
デジタル・プラットフォームの柱「ネットワーク」
CTCエスピーが従来から得意としてきた「ネットワークソリューション」は、今回の新・戦略ソリューションにおいても、デジタルプラットフォーム領域の柱となる分野です。その強みは、総合力とSI力、ベンダーとのパートナーシップであり、とくにベンダーの代表格であるFortinet社製品は、当社が1次代理店として20年以上にわたり取り扱ってきた歴史があります。
新・戦略ソリューションでは、このネットワーク分野の提供製品を再構成し、次世代ネットワークとして、主力商材であるFortinetを中核に、インフラ構築を中心としたカテゴリ/ベース施策を目指します。
オンプレミスのDNAを守りつつ、クラウドを基点とした業務改革を提案
かつてオンプレミスのITインフラを主力としてきたCTCおよびCTCエスピーには、長い歴史の中で受け継がれた「オンプレミスインフラのDNA」があります。クラウド化やクラウドネイティブが進む中にあっても、自由度とカスタマイズ性に富んだオンプレミスの需要は現在も堅持されています。
CTCエスピーは、ネットワーク製品のFortinetに注力し、ネットワークを中心としたITインフラストラクチャを提供する中で、クラウドを基点とした業務改革を提案しつつも、オンプレミスのDNAを絶やすことなく、当社の両輪として守っていきたいと考えています。
お客様の課題を解決し、ビジネスに最適な環境を提供するネットワークソリューション
FortiGate™の「UTM(統合脅威管理)」、「次世代ファイアウォール」、「VPN」の各製品を中心に、様々なインフラやネットワーク機器の他、セキュリティ・パフォーマンス・管理機能を備えた「イーサネットソリューション」や、セキュア無線LANアクセスポイント、クラウド型ネットワーク一元管理、Webアクセスの一元化・可視化・高効率化を実現する「セキュリティ・ソリューションのプラットフォーム」などを組み合わせ、お客様の課題を解決し、ビジネス環境に最適なネットワークソリューションをご提供しています。
- 課題①
-
- クラウド利用の増加によるネットワークの速度やパフォーマンスの低下
- ネットワークの効率化によるIT部門の運用管理負荷の軽減やコスト削減
- 回線の増強や機器購入の繰り返しによる費用を削減
- 課題②
-
電子証明書の配布や利用ポリシーの適用の自動化
Cyber Security:サイバーセキュリティ

次世代サイバーセキュリティソリューションでゼロトラストセキュリティを実現
CTCエスピーは、CTCグループのDNAであるインフラの強みは残しつつ、クラウド時代に求められるサイバーセキュリティおよび標的型サイバー攻撃への対策をさらに強化することで、お客様のゼロトラストセキュリティの実現を支援します。
進化する脅威に対応するためのサイバーセキュリティ
企業のシステム環境は、クラウドシフトととともに、テレワークとオフィスワークが混在するハイブリッドワーク化も進んでいます。そのため、クラウドサービス利用での社外からのアクセス増加により、守るべきデータが境界の外にあるという状況が拡大し、従来のペリメータ(境界型)セキュリティでは対応できなくなっていることが、セキュリティ対策の根幹に関わる重要な課題となっています。
一方で、脅威の進化も止まらず、すべての組織でサイバーリスクは拡大しています。持続的標的型攻撃(APT)手法がサイバー犯罪で用いられるようになったことで、攻撃者は新しいテクノロジーを武器に、混乱と破壊を拡大させる方法を次々と発見しているだけでなく、検知、インテリジェンス、制御を回避しようと偵察に多くの時間を費やしています。そのため、サイバーリスクは悪化し続けており、企業のセキュリティ対策には攻撃者と同レベルの機敏さと計画性が求められています。
これらの背景のもと、CTCSPが提供するサイバーセキュリティ・ソリューションは、ゼロトラストセキュリティの実現と標的型サイバー攻撃対策の強化をめざし、次のような課題を解決します。
- 課題①
-
クラウド時代の次世代セキュリティ
- 課題②
-
標的型サイバー攻撃の対策
- 課題③
-
ゼロトラストネットワークの実現とランサムウェア対策
Data Protection:データプロテクション

物理、仮想、クラウド問わず幅広いプラットフォームに対応し、最適なデータ保護と復旧を実現
データプロテクション(データ保護)とは、データを損失、窃盗、破損から安全に保護するアクションのことです。それには、有害事象が原因でデータへのアクセスや、データの使用が不能になった場合にデータを使用可能な形にリストアできる能力も含まれます。
CTCエスピーの「データプロテクション」ソリューションは、当社のデジタルプラットフォーム領域を構成する一翼として、物理、仮想、クラウド あらゆる環境に対応して、データを確実にバックアップ・迅速に復元するソリューションを提供し、お客様の事業継続を支援してまいります。
データプロテクションの3つの側面
データプロテクションの主たる技術である「バックアップソリューション」の役割には3つ側面があります。
ランサムウェアなどサイバー攻撃に対するセキュリティ対策
1つ目は、身代金を要求されるだけでなく、データの喪失も伴うランサムウェアやサイバー攻撃から、バックアップすることでデータを守り、素早い復旧と事業継続させるための「サイバーセキュリティ対策」としての役割。
物理マシンのデータ保護とレプリケーション
2つ目は、オンプレ環境(vSphere/Hyper-V/Nutanix AHVの仮想マシン、Windows/Linuxコンピュータ)のバックアップとして、パブリッククラウドのオブジェクトストレージ上に本番環境データのコピーを複製してアーカイブ保存し、負荷分散やホットスタンバイを可能にする「レプリケーション」の役割。
クラウドやSaaSを活用してのデータ保護とリストア(復元・復旧)
そして3つ目が、WSやMicrosoft Azure、GCP(Google Cloud Platform)などのクラウドインスタンスで、ベンダーが保護・保証していない領域のデータが、何らかの原因で破損や消失した場合に備えて、データをバッアップし、インスタンスとして「リストア(復元・復旧)」するための役割です。
とくに、クラウドやSaaSを活用する際に、データを守るのは自分自身だという認識が必要となることを理解していないユーザは少なくありません。データプロテクションの考え方は、クラウド化が進む今だからこそ必要だといえます。
- 課題①
-
クラウド時代の次世代セキュリティ
- 課題②
-
標的型サイバー攻撃の対策
- 課題③
-
ゼロトラストネットワークの実現とランサムウェア対策
その他のカテゴリ紹介ページはこちら
CTCエスピーは、これらのソリューション分野に注力することで、ITインフラのデジタライゼーションを通じてお客様に寄り添い、業務フロー全体の最適化とビジネス改革の実現をサポートしてまいります。
お気軽にお問い合わせください。