コラム/トピック

WinActor®バージョンアップを極める!

日本最大のRPAユーザーコミュニティ「RPA Community」が2021/7/30に開催した勉強会「WinActor Talk~バージョンアップを極める~」にCTCエスピーのスペシャリスト清水氏が登壇し、WinActor Ver.7へのバージョンアップに関して解説しました。

RPA Communityという団体をご存じですか?

日本最大のRPAユーザーコミュニティ。 自動化・RPA・業務改善・働き方改革に興味のあるメンバーで構成されたRPA業界では初の完全な「ユーザー主体」コミュニティ。

特定企業・団体の主導/運営ではない、純粋な「ユーザーメインのコミュニティ」です。

月に数回程度、勉強会やLT(ライトニングトーク)大会、ハンズオンを開催しており、イベント開催時は毎回約半数は初参加者、WinActorに限らずRPAユーザーが参加しています。(https://rpacommunity.connpass.com/より)

毎回RPAに精通するゲストが招待されるのですが、去る7/30に開催された勉強会のテーマは「WinActor®バージョンアップを極める!」 そこに弊社CTCエスピー清水氏がスペシャリストとして登壇しました。

WinActor®バージョンアップを極める!

<講演概要>

今回のバージョンアップで最も大きな変更としてはVer.6はJavaベースだったものが、Ver.7では.NETベースに。

下記に要点をまとめましたので、忙しくて動画を視聴できないという方はご一読ください。

実行環境の注意点


大きくは変わらないが対応OSが増えた。

Javaベースだったものが.NETベースになったことによりMicrosoft .NET Framework 4.8以上が必要になっている。推奨スペックはCore i3-6100(2コア、3.7GHz)以上のx86またはx64プロセッサー。ミドルクラス以上のPCスペックを推奨している。

Microsoft .NET FrameworkはWin10 1909以降なら標準で入っているのでVer.7に対応可能。

ライセンスと利用


Ver.6と同一のマシンにインストールが可能。

Ver.5または6からコピーしてライセンス登録をすることによって過去バージョンのライセンスを引き継ぐことができる。7をインストール後、過去のバージョンと並行して使用することができる。


シナリオに関しても同様で、Ver.5または6で作成したシナリオをVer.7で読み込み、実行することができるのでシナリオを直さずともひとまず動かすことができる。

シナリオ移行の注意点


かならずしもシナリオを修正しなくてはいけないわけではないが以下のような不具合がある場合も。

  • 実行速度が高速化したことによる操作対象とのタイミングのズレが生じることがあるので修正が必要な場合がある。
  • エミュレーション(マウスの場所)の座標指定クリックを設定していた場合はズレることもある。
  • 変数に小数点が入るようになったので、変数に数字を使用している場合には差異が生じる可能性も。
  • 正規表現を使用していた場合、Javaから.NETで文法が少々異なるため注意する必要がある。
  • 一部ライブラリの変更が必要。また新機能についてはリリースしたてなこともあり不具合などを回収している場合もある。

バージョンアップの利点

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.NETはネイティブなWindowsのプログラム言語なため、Windowsの機能をフルに活かせるように。

画面構造も見直されひとまとめになり、文字のサイズの変更や、自分の好きなようにカスタムすることも可能。

操作性の向上と実行速度もアップ。

操作改善

  • WinActor起動時の画面にFAQサイトやマニュアルを開くことができるリンクが追加された。
  • 一画面に一つのシナリオしか表示できない仕様を複数シナリオファイルのオープンが可能に。
  • 利用のディスプレイに合ったフォントサイズに変更することが可能に。
  • フローチャート画面の操作性が改善され、シナリオの編集がしやすくなった。

おすすめ機能

  • 文字を探してクリックしてくれるOCRマッチングをWinActorでも採用。
  • Ver.7よりシナリオファイルから別のシナリオファイルを呼び出し、シナリオ実行を行うことができるように。
  • Windows搭載のUI Automationを利用した自動記録モードを追加し、安定したシナリオ作成をサポート。
  • スクリーンセーバーによるシナリオの実行失敗を防ぐためスクリーンセイバー解除機能を設定することができる。

新機能の概要

  • WinActor Storyboard
    フローチャートより簡単な方法で簡単なシナリオ作成が可能だが
    画像マッチングやエミュレーションに対応していない。
  • WinActor Scenario Script
    テキストエディタでシナリオのメンテナンスや開発が可能だが、専用言語の解読が必要。
  • WinActorEye
    ヒストグラム機能を使用し画像を的確に捉えてクリックすることができ、
    バーコードやQRコードの読み取りが可能に。
  • WinActorノート
    メール本文から必要な情報を取り込むことができる。

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