サーバを冗長化し、システムの停止時間を最小限に抑え、高可用システムを構築できるHAクラスタソリューションを提供します。
外部ストレージを共有ディスクとして用いる一般的なHAクラスタシステム構成です。
ストレージおよびマルチパス構成を含めたクラスタシステムの試験を実施しており、より信頼性の高いフェイルオーバーを実現します。
高価な外部ストレージを必要とせず安価にクラスタシステムを構成可能です。
サーバ毎に接続されたローカルディスクをレプリケーションすることで、ミラーボリュームを作成し、共有ディスクとして扱います。これにより物理的な制約がなくなるため、遠隔地へのフェイルオーバーも可能となります。
LifeKeeperは、GUIツールとARKが連動することによって、ウィザードに対して必要な入力をするだけで、クラスタリソースの作成が可能です。また、全ての設定・変更作業がGUIで行え、リソース間の依存関係はARKが自動設定します。変更を行う場合も、OSの再起動の場合以外はアプリケーションを停止することなく、GUIで動的に行うことが可能です。
ARKはGUIと連動し、多くの作業を自動化する
物理環境では、既存のシステム構成を発展させた高可用性の構築が行われることも多く、他の環境以上に様々な方式が採用されます。LifeKeeperは通常のスタンバイ方式に加え、相互スタンバイ方式やN対1スタンバイ方式など、柔軟なHAクラスタ構成を実現することが出来ます。
スタンバイ方式
稼働系が稼働できなくなった際、待機系サーバにてサービスを引き継ぎ実行します。
相互スタンバイ方式
2台のサーバでそれぞれ違うサービスを実行。通常、消費しない待機系の利用率を上げるため、Active/Active(相互Standby)の構成を組むことが可能です。
N対1スタンバイ方式
N台のサーバでそれぞれサービスを実行。障害が起きた際待機系のサーバによるサービス引き継ぎを実行します。Active/Active(相互Standby)とNx1を組み合わせたNxMも構成可能です。
LifeKeeperがその機能を発揮する環境の一つが、急速に普及しつつあるクラウド環境です。オンプレミスのバックアップをクラウド環境へ構築 する場合や、リージョンをまたいだクラスタリングなど、様々なクラウド環境で、ミッションクリティカルなシステムの高可用性を柔軟に実現いたします。
クラウド環境を導入する場合の課題は、アプリケーションの可用性レベルをオンプレミスと同様のレベルに保てるかです。サイオスのLifeKeeperはクラウドサービスのSLAで通常カバーされるOSや仮想マシンだけでなく、ミドルウェアやアプリケーションにまで可用性の対象を拡張します。
仮想 to 仮想
仮想環境内で仮想マシンの高可用性を実現します。
物理 to 仮想
既存システムをベースとしたHAクラスターシステムの構築、また段階的な仮想環境への移行のプロセスでも利用可能です。
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