ISO-Base

企業の災害対策には、IT機器の免震装置「ISO-Base」が最適です。

重要なお知らせ

日本国内の総代理店として WorkSafe 社 ISO-Base 製品(以下『本件製品』)の販売を行っておりましたが、この度 2024 年 7 月 1 日付で株式会社フォーサイトテクノに地位継承・事業移管の契約を締結いたしましたのでご案内申し上げます。詳細は以下お知らせをご確認ください。

製品情報

概要

ISO-Base (アイソベース) はメインフレームコンピュータやサーバラックの下に設置することにより、地震発生時の震動や衝撃を吸収し、重要なIT資産を保護するサーバラック用免震装置です。地震活動の際にサーバラック用免震装置上に載せられた機材による床への負荷も大きく軽減します。

システムをシャットダウンすることなく短時間で設置可能

床に置き、機器を載せるだけでOK 。従来方式のようなボルトやアンカーでの床への固定はありません。システムを止めることなく容易に設置できます。

米国、日本、カナダで特許取得。126,000システム以上の納入実績

AT&TワイヤレスやNTT/Verioなどのデータセンター標準仕様として採用。ボーイング、シスコ・システムズ、HP、スターバックス、IBM、UNISYS、NASA、カナダ政府、日本国内官公庁及び日本国内では1,500社以上の企業、全世界に126,000システム以上を納入しています。

規模が大きくなればなるほど顕著なコストパフォーマンス

導入コストも、ランニングコストも驚くほどのコストパフォーマンス。配線工事も自由でラックの数が増えれば増えるほどコストパフォーマンスが飛躍的に向上します。

オフィシャル規格の要求基準を上回る高耐震性

カナダ政府、アメリカエネルギー省のUBS/IBC 地震ゾーン4 ※(Telcordia 社=旧Bellcore 社によるNEBS 認定)の要求基準を上回ります。また、2004年の中越・福岡の地震や東日本大震災でも耐震性が実証されています。(当社調べ)

  • ※地震学者リヒターのスケール(Richiter Scale)で、マグニチュード7.0 ~8.3 に相当します。阪神・淡路大震災の規模はマグニチュード7.2です。

耐久性に優れ、増設、レイアウト変更も容易

スチール製ボールベアリングと上下のロードプレートを組み合わせただけのきわめてシンプルなオープンフレーム構造。メンテナンスフリーに限りなく近く、またプランク単位で増設も容易、レイアウト変更も自由に行うことができます。

幅広い耐震ニーズに対応

メインフレーム、サーバラック、ディスクシステムをはじめとする情報機器関連はもちろん、各種実験器具、精密機器あるいは貴重な装置・設備類の保護にも最適です。

床工事を行うことなく簡易免震床をつくることが可能

下部プランクを床に置くだけ

下部プランクを床に置くだけ

上部プランクをその上に乗せる

上部プランクをその上に乗せる

簡易免震床の例

簡易免震床の例

テクノロジー

テクノロジー
  • ISO-Baseの中心部は、スチール製ボールベアリングをそれに合わせた
    円錐状の二枚のロードプレートではさんだBall-N-Cone 免震ベアリング(特許取得済み)です。
  • この独自のデザインにより、プラットフォームはあらゆる方向から入力地動速度を受け入れながら、
    滑らかでかつ水平な横運動をすることが出来ます。
  • ベアリングは、揺れの強度が弱まるにつれ重力を復元力として自己復帰します。

ISO-Baseのテクノロジー

ボルトアンカーで固定した場合

ボルトアンカーで固定した場合

  • 設置面に対し、倍以上の負荷が掛かる恐れがあります。
  • 床面の崩壊、機器損傷等の障害発生の危険を伴います。
ISO-Base免振方式

地震活動の際、サーバラック用免震装置に載せられた機材による床への負荷が大きく軽減されます。

  • ※1 ISO-Base限界試験最大1600gal(単軸)【新潟県中越地震において推測2500Galの実績】
  • ※2 大手コンピュータメーカー資料による

ISO-Base と 耐震固定方式との比較

メリット デメリット
ISO-Base
免震方式
  • 地震に対して効果的な技術。
  • 設置に関して壁、床等との固定は不要。
  • 3次元の地震動にも対応可。
  • 機器のレイアウト移動時に、プラットフォームの再利用が可能。
  • 機器が稼動中でも設置が可能。
  • ISO-Baseの原理が橋等の建築技術に利用されている。米国では最も信頼された技術。
  • 他の方法よりも初期導入費が多少高い。
  • 島毎に可動スペースを210mm 周囲に必要。
耐震固定方式
  • 架台はどの作業業者でも入手可能。
  • 可動スペースを考える事無く設置可能。
  • 床や壁などに固定する必要がある。(そのため、地震の衝撃により床自体が破損する危険が生じる)
  • 機器レイアウト移動時に、再利用が不可能。
  • 固定する為、地震の衝撃に耐えられず、ディスクが破損する危険性が高い。

仕様

品番 IBP1042 IBP1045 IBP1048 IBP1048 IBP1051 IBP1060
形式 10.75×42inch 10.75×45inch 10.75×48inch 10.75×48inch 10.75×51inch 10.75×60inch
Seismic Isolation Plank
※1 273mm
奥行 1067mm 1143mm 1219mm 1219mm 1296mm 1524mm
高さ 78mm
重量※2 29.03kg 30.28kg 30.84kg 30.84kg 31.90kg 36.20kg
  • ※1 各サイズのワイドタイプ(幅324mm)
  • ※2 重量にはコネクターバーは、含まれていません。
  • ※ISO-Baseは、米国WorkSafe Technologies社の登録商標又は商標です。
  • ※日本国特許 NO.3467513
  • ※USA Patent NO.5,599,106
  • ※カナダ Patent NO.1,143,408
  • ※ISO-Baseは、地震発生時の物理的リスク軽減を目的とした免震装置であり、ISO-Base上に搭載された機器へのダメージゼロの環境を提供するものではありません。
  • ※中越地震や東日本大震災並みの地震では、ボールベアリングを外して、転倒防止版として機能する場合もあります。
    また、同規模の地震後、ボールベアリングの位置修正、ロードプレートやボールベアリングの交換を要する場合もあります。
  • ※荷重点がボールベアリングの直上にあれば、1プランクあたりの搭載荷重は、900Kgまでです。
    荷重点がボールベアリングの直上になければ、1プランクあたりの搭載荷重は、680Kgまでです。
    1.5倍の搭載荷重を受ける3皿モデルもあります。
  • ※仕様は事前の通告なく改善のために変更される事があります。

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