Webアクセスの一元化・可視化・高効率化するプロキシアプライアンスです。さらに、WebフィルタリングやHTTPウイルススキャンの機能を実装しているセキュリティプラットフォームです。
「D-SPA」は、Webアクセスの一元化・可視化・高効率化を実現し、WebフィルタリングやHTTPウイルススキャンといったセキュリティ・ソリューションのプラットフォームとして機能する、「純国産」のプロキシ・アプライアンスです。
単体として、競合製品と比べて高いコストパフォーマンスがあり、独自OSが実現する高速キャッシュ/Webプロキシや、国内で実施する迅速かつ的確なサポートが評価されています。
また、オプションである「i-FILTER for D-SPA Ver.3」との組み合わせにより、No.1 Webフィルタリング「i-FILTER」のすべての機能をアプライアンスとして用いることができ、圧倒的な管理工数の削減が可能となります。
総務省の調査では、インターネット通信量が毎年25%増加し、4年後には現在の2倍になることが予測されます。「D-SPA」Ver.3は、この毎年25%増加すると予想される通信量を見越し、処理能力を旧バージョンと比較して、2倍超に引き上げています。そのため、将来的に通信量が増加した場合にも追加コストの心配は必要なく、3年後、4年後も安心してご利用いただけます。
海外メーカーが製品サポートを行う場合、即時サポートに応じてもらえないことが往々にしてあります。
純国産のアプライアンスである「D-SPA」は、開発・販売・サポートを全て国内で実施しているため、きめ細やかで迅速なサポートをご提供でき、海外メーカー製品と比較して、管理者の工数が大幅に削減されます。さらに「D-SPA」Ver.3からは、ハードウェア保守の24時間365日対応が可能なエリアが日本全国に広がり、より多くのお客様にご利用いただけるようになりました。
いつも最新の「i-FILTER」をアプライアンスとして利用することができます。ハードウェアとその上で動作するソフトウェアを一体としてサポート提供できるため、問題の切り分けなどでIT管理者が頭を悩ませる必要がなくなります。たとえば、昨今、重ねて報告されているOSレベルでの脆弱性などへのセキュリティ対策にも、「D-SPA」ならワンストップで対応できるため、IT管理者の負担は大幅に軽減されます。
高速キャッシュ/Webプロキシで、Webアクセスの高効率化を実現するプロキシ・アプライアンスとして高い基本能力を有しています。
情報漏洩リスクで整理された国内外の2,000を超えるWebサービスの機能を制御する「Webサービス制御」機能を搭載しています。
最新・高精度のフィルタリングデータベースを搭載した「No.1」URLフィルタリングで、従業員の私的利用の抑制するとともに、標的型攻撃・SNSなどからの情報漏洩をブロックします。
全体のアクセス動向から個別ユーザーの動向、またはファイル添付などの特定活動を把握できるよう豊富なレポートおよびログ解析を備え、日々変化するWebの利用状況を的確に把握できます。
冗長化機能を搭載しているため、業務に支障をきたさずに運用できます。また、複数台構成でのログの統合や設定同期も可能です。
有償オプション製品「i-FILTER for D-SPA」をご利用いただくと、“Webサービス制御” や “スマートSSLデコード” “標的型攻撃対策機能” といった
「i-FILTER」の最新機能を搭載することができます。
D-SPA | D-SPA+ i-FILTER (有償オプション) |
||
---|---|---|---|
セキュリティ | URLフィルタリング | 〇 URLリストを用いた フィルタリング |
◎ URLリスト+ URLカテゴリ情報を用いた フィルタリング |
Webサービス制御 | ー | 〇 | |
入口対策(AV連携) | 〇 AV Adapter for D-SPA(有償オプション) 利用により可能 |
||
脅威サイト情報を用いた出口対策 | ー | 〇 | |
セキュア・プロシキ | プロキシ/キャッシュ機能 | 〇 | 〇 |
Webアクセスログの収集 | 〇 | 〇 | |
SSL通信のデコード(解読) | 〇 | ◎ さらに効率的な スマートSSLデコード |
|
認証関連機能 | 〇 | 〇 | |
その他 | ネットワーク拡張設定 | 〇 | 〇 |
ログ分析 (Log Search・Reporter) |
〇 | ◎ URLカテゴリ情報を 用いた分析も可能 |
|
グループ・ユーザ管理 | 〇 | 〇 | |
システム管理、ユーザ補助 | 〇 | 〇 |
案件に応じて、i-FILTER Reporterのみ低スペックのサーバに導入し、ご利用いただくことも可能です。
ロードバランサーを用いずとも、仮想IPを利用して「Active-Standby(ホットスタンバイ)」の冗長構成がご利用いただけます。また、ロードバランサーを用いての「Active-Active」構成も可能です。
仮想IPを利用(Failover)
ロードバランサーを利用
既存のネットワーク構成を変更することなく、プロキシを利用する構成。「D-SPA」を複数台でActive-Standby構成にすることも可能です。
L2ブリッジとして構成します。
L3ブリッジとして構成します。
ルータが、80/443番宛のパケットを「D-SPA」にリダイレクトするように構成します。
「D-SPA」 Ver.3には、通常のプロキシとして動作する「SPAモード」と、複数台の「D-SPA」のログ統合や設定同期を行う親機として機能する「MGRモード」の2つのモードがあります。1台でこの2つのモードを同時に処理することもできるため、少数台で効率的に冗長構成と、“マスター/スレーブ”構成を実現することができます。
なお、複数台の「D-SPA」のログの統合を行う場合には、親機として用いる「D-SPA」のHDD増設を推奨しています。
「SPAモード」「MGRモード」を1台で動作させる際には、HDDの増設を推奨しています。
「MGRモード専用機」は「SPAモード機」のスタンバイとして利用することも可能(ただし、ロードバランサー等の設定が必要となります)。
仕様・スペックはメーカーサイトでご確認ください。
各種ご相談やご質問など、お気軽にお問い合わせください。
お役立ち資料を無料でダウンロードいただけます
お気軽にお問い合わせください