ACMS Apex

既存のアプリケーションを生かしつつ、単一のソフトウェアでセキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を実現します。

製品情報

概要

ACMS Apex 4つの特長

  • ーエンタープライズ・データ連携基盤。
  • ーEDI/ETL/EAIのすべて機能を兼ね備えている。
  • ーWeb APIを公開する様々なアプリケーションやSaaSとの連携を可能に。
  • ーAI-OCRで読み取ったデータを変換、各システムに連携。

様々なデータ連携方法で様々なシステム間のデータ連携を叶えます

分散配置によるサーバ間連携

Javaを利用したマルチプラットフォームの機能で、
既存アプリケーションの利用が簡単

用途
複数のシステムに跨る業務処理
メリット
個々のシステムごとに処理やデータ転送の仕組みを設計・製造することなく、ひとつの処理フローを描くだけ

ACMS Apex間連携(AI)

権限設定次第で相手側に対して連携の進捗状況の照会も可能

用途
グループ企業間・拠点間での連携、 クラウド間連携
メリット
独立性の高い企業や組織間で相互のデータやシステムを利用しあえる

汎用ドライバによる連携

簡単な設定とマッピングでサービスと連携可能

用途
各種DB、 SaaS、 ファイル共有等との連携
メリット
汎用ドライバを介して様々なデータソースと、テーブルビューによる連携が可能

Web APIを使った連携

用途
外部アプリケーションとの連携
メリット
簡単、 軽い、 オープンかつ標準技術

通信プロトコルによる連携

日本企業が利用するほとんどのファイル転送プロトコルを実装

用途
EDI、グローバルな連携、拠点間での連携
メリット
プロトコルを合わせるだけでガバナンスの効かない相手とも連携ができる

各種アダプタを使った連携

用途
SAP ERP、MQ、各種データベースとの連携
メリット
各種アプリケーションやデータベースが用意するインターフェース方式を利用

OCRソリューションで紙データも活用可能に

用途に応じた3つのエディションで製品を提供

ACMS Apex製品体系

スタンダード
エディション

データ連携基盤として利用可能な最小限の機能を搭載したエントリーモデル

エンタプライズ
エディション

拡張機能を追加することで高度なデータ連携基盤の構築やEDI用途への拡張などが可能なエディション

プロバイダ
エディション

エンタープライズ・エディションにテナント管理機能を搭載したサービス・プロバイダ※向けのエディション

  • ※サービス・プロバイダとは、ACMS Apexを利用して構築されたシステムを直接・間接を問わず第三者に対してサービス
    (企業グループ全体や複数企業のシステムを1つのシステムで統合運用する場合も含む)として提供する企業を指します。

特長

1.様々なデータ連携方法

Web APIを使った連携

企業のデータ連携においてWeb APIを公開するアプリケーション・サービス(SaaS)などとの連携も自在に実現

Web API クライアント
  • REST、SOAP、OData等の形式で公開されたAPIを呼び出すことが可能
  • フローの中からWebAPIを呼び出し
  • 呼び出し先のAPIはアプリケーショ ンやジョブの設定で指定
  • URLやHTTPヘッダーにパラメータマクロが使用可能
  • 前後のジョブとは、 HTTPボディの内容を連携
Web API サーバ
  • 通信ユーザー(接続先)、 論理ファイル(メッセージ)にてエンドポイントを設定しACMS Apex 自体をWeb APIサーバとして公開
  • 認証後に外部アプリを呼び出すフローを実行
  • URLやHTTPヘッダーに含まれるパラメータも連携することができ、 柔軟な外部アプリケーションの開発が可能
  • 通信ポートでのトランザクション管理をし、「同期型」処理を実現

汎用ドライバーを使ったSaaSサービス連携

  • ※オプションでRACCOONが必要です。

幅広いEDIプロトコルに対応

  • 従来型EDIからインターネットEDIまで幅広いEDI用通信プロトコルに対応
  • 従来型製品で実装されていた全ての通信プロトコルを互換性を確保し順次実装
インターネットEDI
  • JX手順
  • ebXML MS 2.0(流通BMS)
  • ebXML MS 2.0(NACOS)
  • ebXML MS 3.0(JEITA)
  • EDIINT AS2
  • SFTP
  • RosettaNet 1.1
  • RosettaNet 2.0
  • Chem eStandards
  • 全銀協標準通信プロトコル
    (TCP/IP手順・広域IP網)
  • HTTP(S)
  • メールEDI
従来型EDI
  • 全銀BSC
  • 全銀TCP/IP
  • JCA
  • FTP
その他
  • BACREX手順
  • ACMS Web/deTradeⅡ
  • ACMS WebAgent

2.すべてのジョブ・データ連携を可視化・統合管理

フロー

複数システムにまたがるジョブ管理やデータ連携を、管理画面のフローで可視化し、統合管理することが可能です。各処理の実行状況は視認性の高いブラウザ画面で直感的に把握できます。

権限管理と監視モニター

運用画面へのアクセスは、運用者単位にきめ細やかな権限設定が可能です。
機能単位に権限設定(CRUD+O※)を行い、よりセキュアな運用を実現します。

  • ※CRUD+O:Create(登録)、Read(参照)、Update(更新)、Delete(削除)、 Operation(操作)

スケジュール管理

高度なスケジュール管理機能により、データ連携の多様な場面に対応する自動運用・監視・制御・アラート機能を提供します。
予定されているジョブフローが動作しなかった場合のアラートや運用に合わせたサービス時間帯の制御が可能です。

ACMS Apexでのフローイメージ

3.高度なデータ変換

ACMS Apexの標準アプリケーションとしてデータハンドリングプラットフォーム「RACCOON」が、フローからの呼び出し、実行が可能になりました。これにより、複雑なデータハンドリングもACMS Apexで統合的に管理を実現します。

4.高い可用性とセキュリティ性が叶える安心・安全なデータ連携

プロセスの二重化

サーバ上のACMS Apexのプロセスは、すべて二重化しており、メインプロセスに障害が発生した場合でも、バックアッププロセスにリアルタイムに処理が引き継がれます。

ACMS Apexクラスター

プロセスと同様、サーバ障害時には代替サーバがリアルタイムに統合管理サーバに昇格し、処理を継続します。

データの散在防止、PCI DSS準拠の暗号化でのサーバ間通信と保管データ

ACMS Apexのデータ連携では、分散したサーバ上にファイルのコピーを置くことなく、リモートでファイルを参照します。これにより、データの散在を防止します。また、サーバ間通信と保管データは、PCI DSS※準拠のSSL/TLSで暗号化され情報漏洩を防ぎます。

  • ※PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard):クレジットカード業界のセキュリティ標準です。クレジットカード会員情報を安全に取り扱うことを目的として策定され、企業の業務システムでも広く採用されています。

オンラインマイグレーション

システム全体を止めることなく、対象となったサーバごとに段階的にバージョンアップを実施することができます。業務を継続しながら、最新機能を導入することが可能です。

ACMS Apexでのデータ連携

  • ※データストアとは、ACMS Apexで処理あるいは処理したデータを格納する領域です。

利用例

1.ACMS Apexが持つテナント機能やデータ連携方法をフルに利用しあらゆる拠点にあるデータを連携

2.ACMS Apex間連携で高いユーザビリティを提供するEDIサービスを実現

3.Web APIによって様々なWebサービスと連携

Web APIクライアント機能

WebサービスがODataやREST、SOAPを用いて公開しているAPIを呼び出すことができます。フローの中からWebサービスを呼び出し、そのWebサービスに対してリクエストを行い、処理を要求したりデータを交換することができます。 データ変換など前後の処理を含め、一連の処理として自動化することができます。

Web APIサーバ機能

Web APIサーバ機能では、WebサービスとしてAPIを公開することができます。
認証後、リクエストに応じたACMS Apexのフローを呼び出し、データ交換はもちろん、データ変換や外部アプリなどの 実行を可能にします。

動作環境

データ・アプリケーションサイトをご参照ください。

資料ダウンロード

データ・アプリケーションサイトよりダウンロード

https://www.dal.co.jp/form/datadl.html

関連製品

OCRソリューション「OCRtran」

課題解決

受注処理で手作業が発生する

受注処理を自動化したいが、 相手先が紙の注文書やFAXを使用しているので 電子化しきれない

紙もFAXもぜんぶ自動化

OCRで紙やFAXの画像情報を文字データ化、システムに取り込めます。相手先に運用を変えてもらうことなくEDIに統合することも可能。

FAX作業が負担

FFAX印刷、送達確認の電話対応、文章の打ち込み作業・・・
手間が多く負担、テレワークもできない

手作業の削減

FAX受信から文書のデータ化、その後のシステム連携まで行います。クラウド上で作業できるので在宅でも対応できます。

書類が見つからない

紙やPDF化した書類の保管場所がバラバラで 必要な情報を見つけるのに時間がかかる 紛失などのセキュリティも心配・・・

ペーパーレスで簡単検索

データ化することで検索も容易、ファイル名でフォルダを自動振り分けできるため、必要書類へのアクセスがスムーズにクラウド保管のためBCP対策にも。

データの変換、 連携が手間

後続のシステムごとにデータを変換したり、 支社や拠点などへのデータ連携が手間

高機能データ変換・連携

データフォーマット、文コードの変換や関数を利用したデータ整形など豊富な変換が可能です。企業内外へのデータ連携も簡単。

効果

セキュリティ向上

暗号化でのクラウド保存で紛失のリスクもなくなります。ペーパーレス、BCP対応も。

コスト削減

打ち込み作業などの工数、紙の置き場所や管理費など様々なコストが削減できます。

人手不足の解消

業務効率化により工数を大幅に削減できます。テレワークにも対応可能。

スピードアップ

文書の一元管理で 必要な情報へのアクセスを効率化 業務スピードがアップします。

サービス構成

詳しくはデータ・アプリケーションサイトをご参照ください。

https://www.dal.co.jp/acms/ocrtran/

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