昨今、オンプレミスで構築されたファイルサーバからboxなどのクラウドストレージへ移行する企業が増え、さらにMicrosoft365の利用増加からSharePoint上でのファイル共有を行うことが増えています。しかし、ファイル置き場が分散し、かつ容量が無制限なbox上では、ファイルの整理が煩雑になり、業務中にファイル/ドキュメントを探す時間が増えているのではないでしょうか。またファイル検索においてもそれぞれのインターフェースで実施する必要があり、利便性が低下しているとも考えられます。
このような状況下において、おすすめなのが「Neuron ES」(ニューロン イーエス)というエンタープライズサーチ(企業内データ検索)ツールです。社内のデジタル資料を一括で横断的に高速検索するため、利用者は1度検索するだけで、複数のサービスにまたがった情報をまとめて取得でき、ドキュメントを探す時間を大幅に削減できます。この記事では、その魅力、使い方のイメージから料金情報まで簡単にご紹介します。
※本記事は2024年6月時点の情報です。Neuron ES(ニューロン イーエス)とは?
Neuron ESは、Neuron Enterprise Search(ニューロン エンタープライズサーチ)の略称で、オンプレミスのファイルサーバ、box、Notes/Domino、SharePoint上のファイルを全文検索できるWeb検索エンジンを構築するソフトウェアです。
製品の魅力
- 社内のサーバやクラウドなどに点在する資料やデータから素早く欲しい情報を見つけられる
- ファイルサーバだけでなく、Microsoft SharePoint、boxに対しても同時に高速な検索が可能。
- Active Directoryに連携し参照権限を守りながら照会が可能。
- オンプレミスであり、導入がしやすく比較的安価。
生成AIとの比較
ChatGPTやCopilot等の生成AIを組織内の問い合わせに活用しようと検討されている方もいるのではないでしょうか。ここでは生成AIとNeuron ESの比較をまとめます。
実現できること | 課題 | |
生成AI |
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Neuron ES |
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生成AIのようなプロンプト機能の実装を検討中 |
社内に限定し、参照権限に応じた精度の高い既成ドキュメントの照会であればNeuron ESがオススメです。
Neuron ESが選ばれる理由
シンプル
高機能ながらもマニュアルレスで直感的に利用できるシンプルな操作感。誰にも迷いなく使い始めることが可能。
検索機能
横断検索機能により、探す前に資料がどこに保存されているかを考える必要なし!インテリジェントな検索機能で、利用者に新たなインサイトも提供。
低コスト
利用者数、サーバ数に依存しない無制限ライセンスで、大規模でも安心。スモールスタートしやすい月々9万円~のサブスクリプションモデルも好評。
検索性能
独自開発の高速クローラーによって、欲しい情報がすぐに検索対象に。さらには、300TBを超える文書群からもサクサク検索。
使い方のイメージ
検索画面
クラウドもオンプレも!それぞれの認証システムと連携しながらシンプルに賢く横断検索できる企業内検索エンジン
管理者画面
利用者の検索履歴から興味・関心どころのトレンドが見える化。業務改善策の立案に活用できるレポート機能も。
料金情報
買取型 | サブスクリプション型 |
ライセンス費:180万円~(200万文書まで)
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ライセンス費:9万円/月~(200万文書まで)
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※検索対象数に応じてライセンス構成(サーバ数)が変わります。
CTCエスピーからのご提供メリット
- インフラを含めた総合提案が可能
- 業務効率化の一環としてRPA、データ・ファイル連携のニーズと合わせてご提案
無料トライアルも実施中ですので、お気軽にお問い合わせください。
清水 直
2002年、CTCSP情報システム部門に入社。自社の情報システム開発において身に着けたERP導入や業務改善の経験を活かし、現在はお客様の製品サービス導入の技術作業や要件定義を支援。AI予測分析、RPA、データ活用などDX関連のコンサルティングを得意とし、製造業、自治体などこれまで400社以上の導入支援を対応。
趣味はラグビー観戦、釣り、ウォーキング(20km以上歩く!)Google Mapが友達で食べログのレビューアーを2010年から続けていて、Google Mapでも投稿中。