Flexwork Place Passage
PCにデータを残さない、セキュリティーレベルを強化したデータレスPC™で安全で柔軟な働き方を実現します。
製品情報
概要
Windows OS 搭載PCの読み書きを、すべてネットワークドライブ(ファイルサーバー)へリダイレクトし、PCには一切のユーザーデータを保存しないため、セキュリティーレベルを強化したデータレスPC™を実現します。
万一、パソコンが紛失・故障しても、管理者がアカウントを停止するだけで、情報漏えいやデータ消失を防止できます。
ファイルサーバー上にデータがあるため、バックアップが容易になり、ランサムウエアによる被害を防ぎます。

オフラインではまったく作業ができないVDI(仮想デスクトップ)やDaaS (Desktop as a Service)と異なり、PCのRAMディスク(メモリ)を利用し、利便性も確保。RAMディスクは、ログオフ時や電源OFF時に消去されるため安全です。
利用者は、データの保存場所を意識することなく、シーンに合わせて最適な端末を利用することができ、生産性や満足度を向上。Windows 10 へのリプレースに発生するデータ移行作業も不要となり、管理者の負担軽減とコスト削減に貢献します。
VDIとの比較
【凡例】◎ 強い △ 弱い × ない(悪い)
データレスPC™ | VDI | 備考 | |
---|---|---|---|
データ漏洩防止 端末紛失・盗難時のデータ漏洩を防ぐ。 |
◎ | ◎ | VDIと同等。 |
データ消失防止 端末紛失・盗難・故障時のデータ消失を防ぐ。 |
◎ | ◎ | VDIと同等。 |
オフライン利用 ネットワーク接続がない状況での利用。 |
◎ | × | VDIではオフラインでの利用は原則できない。 |
安定性 安定した動作速度、操作感。 |
◎ | △ | VDIはハードウェアを共有するため、安定性に難あり。またサイジングが難しい。 |
導入の容易さ 導入に必要な管理者の工数、スキル習得の容易さ |
◎ | △ | VDIはサーバー仮想化やVDI特有の技術の習得が必要になるうえ、ハードウェアが高価なため、導入コストが高い。 |
導入コスト 導入に必要なハードウェアやソフトウェアのコスト(購入費) |
◎ | × | ー |
ご紹介動画(約4分)
特長
データレスPC™「Flex Work Place Passage」が
もたらすメリット
- セキュリティ
- 端末の紛失・盗難時の情報漏えい防止
- 運用工数削減
- リプレース時のデータ移行、修理交換時のデータ復旧が不要
- 生産性維持、向上
- PCバックアップの代替
- 複数人によるPC共有
端末にデータを残さない新しいクライアント環境(データレスPC™)

- VDIと比べて数分の1の導入コスト
- VDIと同様の価値を提供
- 情報漏洩リスクの極小化
(端末のHDD上にユーザデータなし) - マルチデバイスに共通デスクトップ環境を提供
- 情報漏洩リスクの極小化
セキュリティ
- 大事なデータはファイルサーバーに作成した個人フォルダに格納
- OSとアプリケーションは従来通りローカルに搭載
- Cドライブは書き込み不可

運用工数削減
故障や盗難はもちろんですが、PCの入れ替え時にもデータが無いため移行作業が不要となります。データ移行時間×台数の分だけ生産性向上にもつながります。

生産性維持・向上
- 通常の Windowsログオン、ユーザーインターフェースも変わらない。
オフライン時の“PassagePlate”の操作方法を習得するだけで利用可能。 - Passage インストール後、すぐに業務利用が可能。

<オンライン>
ファイルサーバーに接続可能(LAN)であれば自動でリダイレクト開始
<オフライン>
ファイルサーバーに接続不可(社外)であればオフラインモードになる
利用ユーザーの負担を最小限に留めることで導入後の対応工数を削減します。
Passage Plate(RAMディスク)

~セキュリティの高いサーバーからデータを出さない~

構成

動作イメージ

ラインアップ
One Driveを有効活用したいお客さまには 
PCのデータをOneDriveへ格納することで、マルチデバイスでデータへのアクセスが可能になります。

データがクラウドにあれば、
※「データレスPC™」は横河レンタ・リース株式会社の商標です。
※ 「Flex Work Place」は横河レンタ・リース株式会社の製品です。