ISO-Base
企業の災害対策には、IT機器の免震装置「ISO-Base」が最適です。
製品情報
概要
ISO-Base (アイソベース) はメインフレームコンピュータやサーバラックの下に設置することにより、地震発生時の震動や衝撃を吸収し、重要なIT資産を保護するサーバラック用免震装置です。地震活動の際にサーバラック用免震装置上に載せられた機材による床への負荷も大きく軽減します。
システムをシャットダウンすることなく短時間で設置可能
ISO-Baseを床に置き、機器を載せるだけでOK 。従来方式のようなボルトやアンカーでの床への固定はありません。システムを止めることなく容易に設置できます。
米国、日本、カナダで特許取得。126,000システム以上の納入実績
AT&TワイヤレスやNTT/Verioなどのデータセンター標準仕様として採用。ボーイング、シスコ・システムズ、HP、スターバックス、IBM、UNISYS、NASA、カナダ政府、日本国内官公庁及び日本国内では1,500社以上の企業、全世界に126,000システム以上を納入しています。
規模が大きくなればなるほど顕著なコストパフォーマンス
導入コストも、ランニングコストも驚くほどのコストパフォーマンス。配線工事も自由でラックの数が増えれば増えるほどコストパフォーマンスが飛躍的に向上します。
オフィシャル規格の要求基準を上回る高耐震性
カナダ政府、アメリカエネルギー省のUBS/IBC 地震ゾーン4 ※(Telcordia 社=旧Bellcore 社によるNEBS 認定)の要求基準を上回ります。また、2004年の中越・福岡の地震や東日本大震災でも耐震性が実証されています。(当社調べ)
※地震学者リヒターのスケール(Richiter Scale)で、マグニチュード7.0 ~8.3 に相当します。阪神・淡路大震災の規模はマグニチュード7.2です。
耐久性に優れ、増設、レイアウト変更も容易
スチール製ボールベアリングと上下のロードプレートを組み合わせただけのきわめてシンプルなオープンフレーム構造。メンテナンスフリーに限りなく近く、また、プランク単位で増設も容易、レイアウト変更も自由に行うことができます。
幅広い耐震ニーズに対応
メインフレーム、サーバラック、ディスクシステムをはじめとする情報機器関連はもちろん、各種実験器具、精密機器あるいは貴重な装置・設備類の保護にも最適です。
床工事を行うことなく簡易免震床をつくることが可能
下部プランクを床に置くだけ
上部プランクをその上に乗せる
簡易免震床の例
テクノロジー
- ISO-Baseの中心部には、スチール製ボールベアリングをそれに合わせた円錐状の二枚のロードプレートではさんだBall-N-Cone 免震ベアリング(特許取得済み)です。
- この独自のデザインにより、プラットフォームはあらゆる方向から入力地動速度を受け入れながら、滑らかでかつ水平な横運動をすることが 出来ます。
- ベアリングは、揺れの強度が弱まるに連れ重力を復元力として自己復帰します。
ISO-Baseのテクノロジー
※1 ISO-Base限界試験最大1600gal(単軸)【新潟県中越地震において推測2500Galの実績】
※2 大手コンピュータメーカー資料による
ISO-Base と 耐震固定方式との比較
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ISO-Base 免震方式 |
|
|
耐震固定方式 |
|
|
仕様
品番 | IBP 1042 |
IBP 1045 |
IBP 1048 |
IBP 1051 |
IBP 1060 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
形式 | 10.75 ×42 inch |
10.75 ×45 inch |
10.75 ×48 inch |
10.75 ×51 inch |
10.75 ×60 inch |
|
Seismic Isolation Plank | ||||||
幅※1 | 273mm | |||||
奥行 | 1067 mm |
1143 mm |
1219 mm |
1296 mm |
1524 mm |
|
高さ | 78mm | |||||
重量※2 | 29.03 kg |
30.28 kg |
30.84 kg |
31.90 kg |
36.20 kg |
※1 各サイズのワイドタイプ(幅324mm)
※2 重量にはコネクターバーは、含まれていません。
※ ISO-Baseは、米国WorkSafe Technologies社の登録商標又は商標です。
※ 日本国特許 NO.3467513
※ USA Patent NO.5,599,106
※ カナダ Patent NO.1,143,408
※ ISO-Baseは、地震発生時の物理的リスク軽減を目的とした免震装置であり、ISO-Base上に搭載された機器へのダメージゼロの環境を提供するものではありません。
※ 中越地震や東日本大震災並みの地震では、ボールベアリングを外して、転倒防止版として機能する場合もあります。
また、同規模の地震後、ボールベアリングの位置修正、ロードプレートやボールベアリングの交換を要する場合もあります。
※ 荷重点がボールベアリングの直上にあれば、1プランクあたりの搭載荷重は、900Kgまでです。
荷重点がボールベアリングの直上になければ、1プランクあたりの搭載荷重は、680Kgまでです。
1.5倍の搭載荷重を受ける3皿モデルもあります。
※ 仕様は事前の通告なく改善のために変更される事があります。
資料ダウンロード
セールス資料
ISO-Base FAQ |
---|
ISO-Base FAQ |
プレゼン資料 |
ISO-Baseシリーズ ご説明資料 |
ISO-Baseによる床の衝撃軽減 |
保証規定 |
ISO-Base 製品保証規定 |
技術資料
ISO-Base 関連トピックス
免震ビルにおけるISO-Baseの有用性 |
設置形態とISO-Baseの必要数量 |
ISO-Base 納品時の荷姿_3例 |
ISO-Base_縦揺れへの対応 |
ISO-Baseの付属品と荷姿 |
ISO-Baseへのラック搭載例 |