Phenix
デバイス、OS、場所に捕らわれず、高品質、低遅延でリアルタイムビデオをブロードキャストすることを目的としたビデオストリーミングプラットフォーム
製品情報
概要
Phenixは放送品質のストリーミングコンテンツを0.5秒未満の遅延で、数百万人の同時ユーザーに配信します。さらに、プラットフォーム、場所、デバイスに関係なく、コンテンツを視聴するすべての人に時差なく同期した映像を配信します。
「ライブ配信とリアルタイム配信は同じではない」Phenix社のキャッチコピーです。
こちらの動画は2020年のスーパーボールにおいて各サービスプラットフォームとの遅延比較です。 HTTP型のライブ配信はご存じの通り40秒以上の遅延があるのに対し、Phenix社のソリューションは0.5秒未満の超低遅延で配信を行います。
ニューノーマル時代の映像配信
今までのサービスにおいては多くのチャンネルを処理することが出来たり、多くの視聴者に届けることなどの「スケール面」の要件が重要でした。

既存サービス<多チャンネル対応配信スケール> → 新サービス<超低遅延配信同期再生>
対してNew Normalの社会を迎えインターネット上では新しい形態の映像サービスが求められるようになりました。
新しい映像サービスにおいてはインタラクティブ性を高めるため、今までの要件に加え「超低遅延配信」「同期再生」といった要件が重要となってきました。
グローバルデータセンターネットワーク
超低遅延配信を実現するために全世界で32か所の配信ポイントを運用しております。

日本ではすでに3か所の配信ポイントが用意されております。
これらの配信ポイントは全てプライベートな光ファイバーネットワークにて相互接続されております。
特長
4つのポイント
Phenixは0.5秒未満の超低遅延映像を、数百万の同時視聴者に対して、1秒未満のファストフレーム再生にて配信します。
また、全視聴デバイスはは完全に同期をしてビデオ再生をします。

- ½秒未満超低遅延配信
- 再生開始:1秒未満

- 全視聴端末間同期再生
- マルチアングル

- 爆発的な接続要求に対応
- 数百万の同時配信

- 標準的DRM対応
ワークフロー
Phenixのワークフローです。

WebRTCをベーステクノロジーに用い、エンコーダとCDNともにPhenix社のソリューションを用いることでEnd to End 0.5秒未満の配信を実現します。
プレイヤーはHTML5に対応し、各種OS用のSDKも用意しています。
メリット <PhenixのAIM>
"A"cquisition
Real-Timeストリーミングによる視聴体験の差別化によりファンとエンゲージメントを獲得
"I"nteractivity
マルチアングル/コンテスト/投票/クイズ/チャットなどゲーム感覚を盛り込み視聴者数と 視聴時間を増進
"M"onetization
大きなエンゲージメントと長い視聴時間により、広告、通販、視聴料、スポンサー費等、マネタイズを最大化

ユーザー事例
Verizon × Phenix
Yahoo! Sports“Watch Together”

- Yahoo! Sports mobile appsにて提供
- ネット上で友人と同時試合観戦
- 視聴動機を増進し
視聴者数・視聴時間を増加 - 新たな広告機会を創出
Video Demo:https://sports.yahoo.com/video/yahoo-sports-watch-together-162415601.html

Yahoo! Sports “Watch Together” ワークフロー

エンターテインメント分野


- オスカー授賞式のLive配信と受賞者クイズを提供
- 総視聴者数:1,400,000人
- 接続要求処理:8万/秒以上
- 遅延比較 Phenix配信:½秒 vs ABC配信:93秒

Betting分野
2021 Cheltenham Festival(チェルトナムフェスティバル)
~競馬の障害競走の祭典~
- 4日間で28レース
- 50万人の同時視聴者
- 合計視聴回数が10,000,000回を超える
- ストリーミングボリュームが前年比61%増加
ネットオークション

- コレクター向けヴィンテージ、
アンティーク車オークションサービス - 車の美しさを伝えるためHD画質でストリーミング
