コラム/トピック

企業・自治体向け「災害に備える」ICTの活用

企業・自治体向け「災害に備える」ICTの活用

北海道胆振東部地震後、北海道全域で発生した停電「ブラックアウト」―。情報提供・情報保護という観点で災害時にICTができることとは?

2019年3月、北海道で開催された札幌ICT活用セミナー『ブラックアウト ICTに何ができるか』(札幌市IT振興普及推進協議会主催)が開催され、CTCSPは“『いざ』に備える!立ち向かう!ICTでミエル災害対策”について講演しました。本講演では、以下2点をポイントに「準備だけではNG」として企業や自治体に向けの災害対策ソリューションをご紹介しました。

  • 『いざ』という時に活用できないと意味がない
  • 定期的な点検、確認が必要

『いざ』という時に活用できないと意味がない

2018年9月6日午前3時7分、北海道胆振東部地震が発生し、我々のお客様であるA社も被災した。
ブラックアウトが発生する中、A社では社員の安否確認を行った後、緊急用マニュアルに沿って事業継続を行おうとするも、マニュアル(紙媒体)はオフィスに保管されている→社内ファイルサーバへアクセスして参照しようともネットワークが遮断され接続できない→準備をしていたマニュアルは使われることはなかった。

このような経験からCTCSPでは、「ミエル」災害事前・事後対策としてICTを活用した下記の取り組みを進めている。

  1. 「いざ」という時でも使える災害対策マニュアル事前対策
  2. 「いざ」という時に備える点検、確認事前対策
  3. 被害状況の正確な把握事後対策

次の項でそれぞれについて詳しくご紹介しよう。

ICTを活用した「ミエル」災害対策

1. 「いざ」という時でも使える災害対策マニュアル事前対策

従来

紙に印刷したマニュアルを保管

紙のマニュアル運用は「いざ」の時に利用に不便

紙のマニュアル運用は「いざ」の時に利用に不便

ICT
活用

マルチデバイスを利用した利便性・安全性・即効性の高いマニュアル

利便性・携帯性

  • いつでもどこでも閲覧可能
  • ペーパーレス

安全性

  • ファイルの暗号化・閲覧制限
  • 管理機能でファイル一括最新化

即効性

  • 360度パノラマ(VR)や動画を活用した施設・避難経路の案内

事前ダウンロードすれば
オフラインでも閲覧可

デバイス・メンバー・
期間等の制限が可能

テキストに頼らず
直感的に理解しやすい

災害時

2. 「いざ」という時に備える点検、確認事前対策

従来

チェックリストによる確認等、アナログ点検

追加設備への対応等、アナログでは確認漏れがないか心配

追加設備への対応等、アナログでは確認漏れがないか心配

ICT
活用

点検作業の管理や関連マニュアルを全てクラウドで一括管理

点検作業の管理や関連マニュアルを全てクラウドで一括管理

手順、マニュアル、報告書等が
まとまっていて作業漏れを削減

更新・削除・追加があっても
管理機能で一括差し替え

予め設定した作業サイクルで
リマインド通知を行い
定期的な点検を実施

定期点検・確認

3. 被害状況の正確な把握事後対策

従来

被災地の状況がリアルタイムに把握できない

従来:被災地の状況がリアルタイムに把握できない

ICT
活用

映像と音声を利用して被災状況のミエル化

ICT活用:映像と音声を利用して被災状況のミエル化

利便性・携帯性

  • 可搬型送信機で通信手段は携帯回線
  • 速度ゆらぎがある携帯回線でも粘る中継
  • 中継映像の録画
  • 低速~高速回線すべてで高画質中継
Smart-telecaster ™

CTCSPでは自らの経験を活かし、企業、自治体の事業継続、ひいてはそれらに属する社員、住民の安全と安心を守るため、『いざ』という時に活用でき、点検や確認が負担とならない災害対策の提案を行っている。

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