イベントレポート

Inter BEE 2015 ライブ中継や動画配信に必要な
映像配信ソリューションを展示

Inter BEE 2015 ライブ中継や動画配信に必要な映像配信ソリューションを展示

2015年11月18日~20日、幕張メッセにて「Inter BEE 2015」が開催され、盛況のうちに閉幕。CTCSPは4回目の出展となり、撮影から視聴者に映像を届けるまでの映像配信ソリューションを展示。その実践性の高さから多くの業界関係者が立ち寄り、高い関心を集めていました。

50年以上の歴史を持つ音と映像と通信の
プロフェッショナル向け展示会

最初に、Inter BEE(インター・ビー)について少し説明いたします。Inter BEEは、1965年に社団法人日本民間放送連盟(民放連)の呼びかけで「第2回民放技術報告会」の併設展「放送機器展」としてスタートしました。当時の出展社数はわずか12社。しかし、それから年々参加企業が増え、第18回(1982年)から名称を現在の「国際放送機器展(Inter BEE)」に変更。この頃に、展示部門を放送関連機材部門、プロオーディオ部門、カメラ・VTR・スタジオ装置部門の3部門に絞り、専門性を明確化したことで、来場対象者は放送関係者のみならず、ソフト制作会社やCATV関係、公共施設、放送設備導入会社などに拡大しました。現在は、「映像・放送関連機材部門」、「プロオーディオ部門」、「プロライティング部門」、「ICT/クロスメディア部門」の4部門で展示構成され、放送事業者、通信事業者、プロダクション、ポストプロダクションなど、メディア産業に関わる国内外のステークホルダーが一堂に会す、日本屈指の音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会となっています。

Inter BEE 2015 ライブ中継や動画配信に必要な映像配信ソリューションを展示

Inter BEE史上最多となる996社・団体が出展

今年は、過去最多となる出展者数996社・団体(海外31カ国・地域から540社)が出展し、登録来場者数は3万5,646名、海外からも820名が来場しました。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を見据えて進められる4K・8K超高精細映像などの次世代放送サービスの普及に向けた取り組みや、応用段階に入った放送と通信の連携・ICT利活用に向けた製品群、急速な変化を見せる放送関連ビジネス環境を意識したソリューションの提案など、より具体的、実践的な展示が多く占められていました。
特に目立ったのは、音響や照明技術を駆使したライブエンターテインメント向けソリューションや、ドローン・アクションカメラなど映像撮影手法の多様化によるハイアマも含めたプロユーザ向け製品の実演、大規模な映像・オーディオの試聴体験デモ、超高精細大型映像の応用分野の提案などで、参加者が実際に目と耳と体で体験できる企画イベントが充実していた点が印象的でした。

今年のCTCSPは “より現実に近い” ワークフローで
有効的なソリューションを展示

Inter BEE 2015 ライブ中継や動画配信に必要な映像配信ソリューションを展示

「昨年あたりから企業内の情報共有に動画の活用を検討する企業からの引き合いが増えた」と語る尾崎

そんな中で、ICT/クロスメディア部門に出展したCTCSPブースは、「お手軽ライブ中継・動画配信システム」をテーマに、企業がライブ中継や動画配信を行う際に映像の撮影から視聴者に映像を届けるまでに必要となる一連の映像配信ソリューションを複数展示し、多くの来場者が足を止めて質問するなど大きな注目を集めていました。

映像配信システム課 課長の尾崎は、今回のInter BEE展示内容について次のように説明します。「昨年までは4Kや配信プラットフォームのミドルウェアを展示し、未来を魅せるような展示内容だったのですが、今年はガラリと方針を変え、より現実に近いワークフローの中で有効に活用していただける製品を厳選して展示し、独自性とメリットを見せることに力点を置きました」
同様に、10年先の新しいテクノロジーを追うよりも、半年~1年先のビジネスやワークフローをよりよいものにするための、地に足のついた見方をするお客様が多いように感じたと尾崎はいいます。それも経済がようやく設備投資に向け動き出した前触れなのかもしれません。

映像・放送業界のプロフェッショナルも関心を寄せるCTCSPブース

映像・放送業界のプロフェッショナルも関心を寄せるCTCSPブース

今年のCTCSPは

CTCSPが提案するお手軽ライブ中継・動画配信システム

Inter BEEでデモ展示したCTCSPの映像配信ソリューション

Inter BEEでデモ展示したCTCSPの映像配信ソリューション

CTCSPブースでは、カメラの撮影から視聴者へ映像を届けるまでのワークフローについてデモンストレーションを行いました。

ステップ 1
ハンディカメラやスマートフォンで撮影した映像をSmart-telecaster(※1)を用いて転送、専用受信機でSDIに映像出力
↓

ステップ 2
Smart-telecasterビューワーからSDIに繋ぎ、Elemental Live(※2)でMicrosoft Smooth Streamingにエンコードし、配信サーバへ出力
↓

ステップ 3
Elemental Liveから出力した映像はDOGAlian(※3)で視聴でき、PCやスマートフォンへ配信

この3つのステップで、大がかりな機材を用いずお手軽にライブ中継・動画配信を行えるワークフローをご紹介。

この他、ファイルベースのワークフローを支える製品として、HDから4Kへ、解像度とビットレートが高くなるにつれ容量が大きくなる映像ファイルを授受する際の「なかなか終わらない・途中で止まる」といったイライラを解消するファイル伝送ソフトウェアAspera(※4)、GPU搭載で4K映像のトランスコードに圧倒的パワーをもつElemental Server(※5)など、映像配信を行うには欠かせないソリューションを展示しました。

Inter BEE出展をきっかけに
放送業界にもCTCSPの知名度が浸透

Inter BEE出展をきっかけに放送業界にもCTCSPの知名度が浸透
映像・放送系業界にもCTCSPの名前が知られるようになってきたとInter BEE 2015を振り返る菊池

映像・放送系業界にもCTCSPの名前が知られるようになってきたとInter BEE 2015を振り返る菊池

今回のInter BEE 2015を振り返り、映像配信システム課の菊池は、ようやく映像・放送系業界にもCTCSPが知られるようになってきましたと話します。
「最初にInter BEEに出展した時は、来場者の多くがCTCやCTCSPの社名をあまりご存じではありませんでした。それでも、Elemental製品を日本市場に紹介しはじめると徐々に知名度が上がり、取り扱う製品の幅も広がってきたことで、今ではCTCSPがどんな会社かをご理解された上で立ち寄っていただけるお客様も増え、とても手応えを感じています」

さて、来年のInter BEE 2016ではどのようなトレンドが見られ、その中でCTCSPはどんな付加価値のある提案ができるのでしょうか。みなさんもぜひブースにお立ち寄りいただき、ご自身でご体験ください。CTCSPのプロフェッショナルが心よりお待ちしています。

展示内容につきましては、InterBEE Onlineで映像配信システム課 村上が初々しくレポートしておりますのでこちらもぜひご覧ください。

Inter BEE Onlineはこちら

ご案内

Inter BEE 2015 CTCSPブースの展示製品詳細は下記ページでご確認ください。

(※1)Smart-telecaster [参考出展]
3G・4G・LTE等の携帯回線を用いたライブ中継ソリューション。機器はお弁当箱サイズで、大がかりな機材を必要としません。

(※2)Elemetal Live
マルチデバイス向けインターネット配信に対応したライブエンコーダ。現在、多くのテレビ局やスポーツ映像配信に用いられています。

(※3)DOGAlian(ドガリアン)
CMSと配信サーバが一体化。コンテンツの登録管理・公開・配信を一台で実施。ライブ配信、VoD配信が手軽に行えるので企業内の情報共有や大学の講義配信等にお奨めです。

(※4)IBM Aspera
大容量ファイル伝送ソフトウェア。独自開発した転送プロトコルを用いることで、ネットワーク遅延の影響を受けずに安全に快適にファイルを伝送します。

(※5)Elemental Server
マルチスクリーン向けファイルベーストランスコーダ。H.265/MPEG-DASH変換に対応。
早くトランスコードを行いたい、より多くのファイルを取り扱いたいお客様に最適です。

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