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ライブ映像のリアルタイム配信プラットフォームを販売開始

独自技術で超低遅延の動画配信を実現

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、IT関連機器やソフトウェアの販売を行うCTCエスピー株式会社(代表取締役社長:玉野井 明良、本社:東京都港区、略称:CTCSP)は、米Phenix Real Time Solutions, Inc.(CEO:Roy Reichbach、本社:米国イリノイ州)が提供する、ライブ映像のリアルタイムな配信を実現するビデオストリーミングプラットフォーム「Phenix(フェニックス)※1」の販売を本日から開始します。スポーツや音楽観賞などのイベントについてインターネット上でのリアルタイムな動画配信を可能にするクラウドサービスです。クラウド上で使用したデータ量に課金される従量課金制のサービスで、価格は月額基本料金30万円(税抜)からで、メディアやエンターテインメントの企業を中心に展開して3年間で1億円の売上を目指します。



 近年、スポーツイベントや音楽コンサート、企業の商品説明会や株主総会など、多くの企業がイベントの模様をライブ映像としてインターネット上で配信しています。しかし、従来のライブ配信は、映像の途切れを解消するためバッファを用意していることもあり、実際のイベントの進行と比較して遅延が発生する場合もありました。

 今回提供するPhenixは、リアルタイムにライブ映像をインターネットに配信するCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)サービスで、カメラで撮影した映像や音声データを独自の技術で配信用の動画ファイルの形式へ変換・圧縮して配信します。イベント会場で撮影したライブ映像が1秒未満で視聴できる超低遅延の配信を実現しており、ワールドワイドで数百万人の同時視聴も可能なため、スマートフォンやタブレット、PCなどを利用して、視聴者が遠隔にいる友人や知人と一緒にスポーツイベントや音楽コンサートなどを楽しむオンラインイベントを開催することができます。

 また、視聴者同士の会話を可能にするビデオチャットやイベント会場とのインタラクティブな質疑の機能も備え、イベントの臨場感につながる双方向のコミュニケーションも実現できます。



CTCSPは、2011年からテレビ放送やインターネットでのストリーミングを中心とした映像や動画処理の分野に取り組んでおり、Phenixの提供に加えて、従来のビジネスで培ったノウハウを活用して、ライブ配信に関連するシステムの設定や構築、コンサルティングなどのサポートサービスも提供します。

 今後も、映像やマルチメディアに関連するソリューションを拡充し、お客様企業の業務の効率化や動画コンテンツの有効活用に貢献していきます。



本プレスリリースに関連して、8月5日(木)15:00-16:00と8月27日(金) 15:00-16:00で「日本史上初!ライブからリアルタイムへそして全視聴者に同期した映像を配信」と題したウェビナーを開催します。

ウェビナー概要&お申込み:http://ctcsp.secure-link.jp/seminar/p0070.htm



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以上